蓼科バラクライングリッシュガーデンへ 後編
いよいよ念願のイングリッシュガーデンへ。
ガーデンは思ったほど広くない。色々花を見て回って1時間くらいかな?
テラス席から続くオランジェリー(冬の間に植物を守るための温室)には、バラクラの設立からの資料が展示されている。
あんまり広くないと書いたけど、それは公共の公園なんかに比べての話で、これを個人事業で一から作り上げるのは大変だっただろうなあ。
本場から職人さんを呼んだり、植物を取り寄せたりするのにもいろんなトラブルがあり、かなり大変だった様子が書いてある。
オランジェリーを出て、いよいよ庭園を歩こう。
いまの季節のメインの花はチューリップ、ヒヤシンスなどの春の花。群植されてるヒヤシンスがあちこちで芳香を放っているよ。
ヒヤシンスも群生するとまた違う魅力があるね。
蕾をつけているチューリップの一群に、ヒューケラが彩りを添えている。
木蓮の花が満開。
ベンチの向こうに黄色い花々。
スミレもたくさん咲いている。
その向こうはホスタの葉かな?
広場の向こう、桜が咲いている。
風にひらひら花びらが散っていたよ。
この紫色の花はなんだろう。
葉色が渋い銅葉だよ。
レンゲツツジもよく見かけた。
イングリッシュガーデンで他の花と組み合わせられていると、日本の花や木もなんだか新鮮。
シャクナゲが咲き始めている。透き通るような色。ツツジに似てるね。
カウチの向こうには、レンギョウの茂み。
これもなんの花だろう?山野草っぼいよ。
濃いピンク色のヒヤシンス。こんな色もあるんだねえ。
芽吹き始めた木々の姿もいい。
フリチラリアという花だって。バラクラのシンボルのような花らしい。
よくみると、模様がチェックみたいになっている!
岩場をイメージしたガーデン。
イカリソウもいたよ。
小鳥の小道だって。
鳴き声があちこちで聞こえたよ。梢を抜ける風の音と鳥の囀りは、どうしてこんなに心が癒されるんだろう。
ヒヤシンスと、桜。
イベントホールだろうか?
ここにも薔薇が這わせてあるよ。
これはなんだろう。
フリチラリア…ではないよね?
花が咲いたら何かわかるかしら。見たことあるような、ないような。
木の根元には、クリスマスローズがつつましく可憐にうつむいているよ。
アリスの庭も、いまはちょっと寂しいね。
このコーナーは薔薇がある季節のが良さそう。
作業小屋も、ガーデンに溶け込んでひとつの情景をつくっている。
薔薇の季節にはきっと壮観だろうアーチ。
でも、この季節の可愛らしい小さな花々も好き。白いスミレいいなあ。
木のアーチとチューリップ。
木蓮を近くで撮るとこんな感じ。
池もある。その季節には睡蓮が咲くのかな。
ここはブルーのコーナー。イフェイオンかな?澄んだ色の青い花。
ブルーに塗られたカウチもある。
大きな針葉樹の下の涼しい木陰。
この背が高いのは、ユーフォルビアかな?
一周して戻ってきたポーチに、勿忘草…と思ったら葉っぱが違うね。ブルネラだろうか?
春の初めのイングリッシュガーデンは、控えめで優しい花々であふれていたよ。
季節ごとにきっと違う顔を見せてくれるんだろうね。
また違う季節に訪れたいな。