はつかだいこん収穫
はつかだいこん3種ミックスの種というのをもらってずっと忘れてたのを、4月に蒔いたの。
きょう収穫したよ。
典型的な丸いの、小さいだいこん型の、赤くて長いの、3種類。
種の播きかたが下手なもんだから混み混みで育って、間引きしてもまだスペースが足りなかったようで、丸い形になるはずのやつもほっそほそのかわいそうな姿のがほとんど。
でも可愛らしいね。
かじってみたらとても辛かったよ。
どう料理しようかな。
野鳥たち
あまがえるの住んでるところは、開発されつつある郊外だよ。
夫のふーとウォーキングしてたら、キジの雄が飛び出してきてびっくりしたよ。
このあたりは野良猫がほとんどいないから、安心して子育てしてほしいな。
天気のいい日はひばりも空高く鳴いているよ。
アーチに絡ませたブラックベリーが花を咲かせはじめたよ。
3年前に2株植えたものの、あまりに繁殖力が強く、きょねんは蔓も伸び放題、とりきれない実も落ち放題で大暴れして困ったのだけど、冬を越してみたら1株はコガネムシの幼虫にやられて根がスカスカになっていたから抜いたよ。
ちょうどよかったかもしれない…
それにしてもコガネムシの幼虫の食欲はおそろしいよ。
ふかふかの土に卵を産みにくるから、バークチップなどのマルチング材を敷いてね!
土にはダイアジノンを混ぜてね。幼虫が食べて死ぬからね。
成虫を見つけ次第補殺という手もあるけど、あまがえるはあまりそれをしたくないのでダイアジノンだけ使ってる。
人間の農業の歴史はほんとに害虫と病気との戦いだなと感じるよ。
あまがえるのやってるのは農業ではなく園芸だから、虫を殺したり薬を使うのは最低限にしたいな。
嵐のあと
きのうは激しい雨風だったね。
今朝は澄んだ空が深い青でとても綺麗だよ。
去年植えて咲かなかったホリホック・スプリングセレブリティのピンクがグイグイと葉を生やし茎を伸ばして、たくさん蕾をつけてるよ。
一方、きょねんから頑張って花をつけたのにハマキムシにやられてたスプリングセレブリティの白は、今年はあまり勢いがない。
今年はもうすこし防虫をがんばらねばね。
ピンクと白のふわふわした可愛らしい花の競演が楽しみ。
みずみずしい葉が繁り、実が大きくなってきたジューンベリー。
と思ったら葉の裏にでっかい緑色のイモムシがついてて叫びそうになった。
すぐに葉ごとさよならしたよ。
できるだけ薬を使ったり積極的に補殺したりはしたくないのだけど、仕方ない時もあるね。
蓼科バラクライングリッシュガーデンへ 後編
いよいよ念願のイングリッシュガーデンへ。
ガーデンは思ったほど広くない。色々花を見て回って1時間くらいかな?
テラス席から続くオランジェリー(冬の間に植物を守るための温室)には、バラクラの設立からの資料が展示されている。
あんまり広くないと書いたけど、それは公共の公園なんかに比べての話で、これを個人事業で一から作り上げるのは大変だっただろうなあ。
本場から職人さんを呼んだり、植物を取り寄せたりするのにもいろんなトラブルがあり、かなり大変だった様子が書いてある。
オランジェリーを出て、いよいよ庭園を歩こう。
いまの季節のメインの花はチューリップ、ヒヤシンスなどの春の花。群植されてるヒヤシンスがあちこちで芳香を放っているよ。
ヒヤシンスも群生するとまた違う魅力があるね。
蕾をつけているチューリップの一群に、ヒューケラが彩りを添えている。
木蓮の花が満開。
ベンチの向こうに黄色い花々。
スミレもたくさん咲いている。
その向こうはホスタの葉かな?
広場の向こう、桜が咲いている。
風にひらひら花びらが散っていたよ。
この紫色の花はなんだろう。
葉色が渋い銅葉だよ。
レンゲツツジもよく見かけた。
イングリッシュガーデンで他の花と組み合わせられていると、日本の花や木もなんだか新鮮。
シャクナゲが咲き始めている。透き通るような色。ツツジに似てるね。
カウチの向こうには、レンギョウの茂み。
これもなんの花だろう?山野草っぼいよ。
濃いピンク色のヒヤシンス。こんな色もあるんだねえ。
芽吹き始めた木々の姿もいい。
フリチラリアという花だって。バラクラのシンボルのような花らしい。
よくみると、模様がチェックみたいになっている!
岩場をイメージしたガーデン。
イカリソウもいたよ。
小鳥の小道だって。
鳴き声があちこちで聞こえたよ。梢を抜ける風の音と鳥の囀りは、どうしてこんなに心が癒されるんだろう。
ヒヤシンスと、桜。
イベントホールだろうか?
ここにも薔薇が這わせてあるよ。
これはなんだろう。
フリチラリア…ではないよね?
花が咲いたら何かわかるかしら。見たことあるような、ないような。
木の根元には、クリスマスローズがつつましく可憐にうつむいているよ。
アリスの庭も、いまはちょっと寂しいね。
このコーナーは薔薇がある季節のが良さそう。
作業小屋も、ガーデンに溶け込んでひとつの情景をつくっている。
薔薇の季節にはきっと壮観だろうアーチ。
でも、この季節の可愛らしい小さな花々も好き。白いスミレいいなあ。
木のアーチとチューリップ。
木蓮を近くで撮るとこんな感じ。
池もある。その季節には睡蓮が咲くのかな。
ここはブルーのコーナー。イフェイオンかな?澄んだ色の青い花。
ブルーに塗られたカウチもある。
大きな針葉樹の下の涼しい木陰。
この背が高いのは、ユーフォルビアかな?
一周して戻ってきたポーチに、勿忘草…と思ったら葉っぱが違うね。ブルネラだろうか?
春の初めのイングリッシュガーデンは、控えめで優しい花々であふれていたよ。
季節ごとにきっと違う顔を見せてくれるんだろうね。
また違う季節に訪れたいな。
蓼科バラクライングリッシュガーデンへ 前編
先日、17回目の結婚記念日だったよ。
夫のふーが、すーが前々から行きたがっていた蓼科バラクライングリッシュガーデンに連れて行ってくれたの。
ふーも長野をドライブするのが大好きで、よくひとりで愛車のロードスターで出掛けているよ。
ふたりで長野へ行くのは、実に2年ぶりだよ。
朝5時半に出て、高速に乗り、長野をめざす。
ふーのお気に入りのビーナスラインを南下していくコース。
今シーズン、開通したばかりでバイクやクルマも多い。ロードスターもたくさん見かけた。
同じ車種の人とはお互い手を振るんだよね。
なんか面白い。
雪はないものの、まだまだ冬枯れの景色が続く。
途中で、山本小屋ふる里館に寄る。トイレは有料。水は貴重だもんね。
オリジナルチーズケーキを買って外で食べる。
美味しい。
コーヒーはセルフで200円。
カッコウと他の鳥が鳴き競っていて、風はまだ冷たいけれど春を感じるよ。
斜面にはまだ雪が残っている。
ビーナスラインは無料なんだけど、本当に走っていても美しいよ。
有料にしてくれていいから、この景観を守っていって欲しいな…
さて、蓼科バラクライングリッシュガーデンに到着。
エントランスに近い駐車場は狭くて混んでいる。
ここのメインシーズンは6月からの薔薇の季節。
いまの季節はまだ春の花たちが主役。
チューリップやフリチラリアという花、桜が見頃らしい。
オンラインで購入してあった、アフタヌーンティー付き入場券¥2400×2枚のQRコードを見せて入場。(当日券はこの時期2600円)
入ってすぐのカフェテリアでさっそくアフタヌーンティーを頂くことに。
ここのカフェテリアはセルフサービス。まさかのスガキヤ方式。(ビーピー鳴るやつを待たされる、フードコートでお馴染みのあれ)
素敵な花壇の横のテラス席で待つ。
この素敵な景色の中ピーピー鳴る呼び出し音は結構シュール。
本場風に、サンドイッチ、ケーキ、スコーンの順で頂こう。
サンドイッチは4種。
・英国貴族がこよなく愛したキューカンバ
・スコットランド産スモークサーモン
・ウェールズのオーガニックチェダーチーズ
ケーキは
・ヴィオラのエンジェルフードケーキ
・バタフライカップケーキ
・レモンポセット
・カシスのタルト
・フラワークッキー
レモンポセットは、レモンと生クリーム、砂糖を使ったシンプルなイギリスの伝統的デザート、らしい。初めて食べたよ。
どれもしっかりと甘いけれど、朝が早かったのでふだん甘いものあまり食べないすーもペロリといってしまった。
そしてスコーン。(写真忘れた…)
ラベンダースコーンと、レーズン入りのプレーンスコーン。
食べきれなくてふーに手伝ってもらったよ。
後編へ続く。